『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開日決定!映画に登場する怪獣が出てくる他作品を紹介【モスラ・ラドン・キングギドラ】

映画

 

日本が誇る怪獣 ゴジラ がハリウッドでリメイクされ、2014年に『GODZILLA』のタイトルで公開されました。

その続編である『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の日本での公開日が2019年5月31日(金)に決定です。

併せて、日本語字幕の新しいPVも公開されました。主演のひとり、渡辺謙さんの姿もあります。

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PVにはゴジラのほかに、モスララドンキングギドラと思われるゴジラシリーズを代表する怪獣たちのシルエットも確認できます

この記事ではゴジラ以外のそれぞれの怪獣が登場する怪獣映画をご紹介します。

 

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モスラとは

モスラは、(が)をモチーフにした東宝映画の怪獣です。蝶(ちょう)ではなく蛾というのが、なんとも斬新ですね。幼虫と成虫が存在し、実際の蛾と同じように、幼虫が繭(まゆ)を作って成虫になります。成虫になるとふわふわと空を飛び回ります。幼虫は恐竜が生んだかのような巨大な卵から孵(かえ)ります。

ほとんどの作品で地球の守護神として描かれ、正義の味方としてゴジラや侵略に来る怪獣たちに立ち向かいます

成虫モスラの武器は羽ばたきによって生じる衝撃波や鱗粉(りんぷん)、頭の触覚から発射するビームなど。幼虫モスラの武器は口から吐き出すネバネバした糸です。


ゴジラ ムービーモンスターシリーズモスラ(幼虫)


ゴジラ ムービーモンスターシリーズ モスラ(成虫)

モスラが初めて登場する作品

モスラ (1961年)

モスラは、もともとはゴジラシリーズ以外の怪獣映画の主役としてデビューした怪獣です。1961年に製作された東宝映画『モスラ』で初めて登場します。この作品にゴジラは出てきません。

さらわれた仲間を救うため、東京にやってくるというストーリー。東京タワーに繭(まゆ)を作るシーンが有名です。

ゴジラシリーズのモスラ ① (昭和シリーズ)

昭和のゴジラシリーズは、1954年の『ゴジラ』を皮切りに、1975年の『メカゴジラの逆襲』まで全15作品が作られました。モスラは以下の作品に登場します。

  • モスラ対ゴジラ (1964年)
  • 三大怪獣 地球最大の決戦 (1964年)
  • ゴジラ エビラ モスラ 南海の大決闘 (1966年)
  • 怪獣総進撃 (1968年)

モスラ対ゴジラ (1964年)

モスラ対ゴジラ』はゴジラシリーズの4作目です。ついに東宝映画の二大怪獣が夢の共演を果たします。
ゴジラは完全な悪役として描かれており、成虫モスラがゴジラから自分の卵を守るために最後の力を振り絞って戦うシーンや、幼虫モスラが卵から孵(かえ)るシーンは印象的です。
最後は生まれた双子の幼虫モスラが、母の仇(かたき)を討つべく、ゴジラに立ち向かいます。

しょせん蛾(が)であるモスラが怪獣王ゴジラに勝てるわけない、と思ってしまいますよね。

成虫(羽の生えた)モスラは空を飛んで距離を取り、羽ばたきで生じる衝撃波や羽から噴き出る鱗粉(りんぷん)で、意外にもゴジラを苦しめます。
一方の幼虫モスラの武器は、口から吐くネバネバした糸。動きも遅いので、ゴジラにはかなわないように見えますが・・・。

地球最大の決戦 (1964年) / 南海の大決闘 (1966年) / 怪獣総進撃 (1968年)

         

キングギドラという新たな敵が登場したことにより、ゴジラとモスラの関係は、敵対するライバルから共闘する仲間へと変わっていきます。幼虫モスラは『地球最大の決戦』において、ゴジラとラドンを説得して、地球侵略に来たキングギドラと戦わせる大切な役目を担います。

幼虫モスラは糸を吐き、敵を動けなくすることで味方をサポートします。

昭和ゴジラシリーズで成虫(羽の生えた)モスラが活躍するのは『モスラ対ゴジラ』『南海の大決闘』のみ。もう少し成虫モスラの活躍が見たかったというのが正直なところです。

       

ゴジラシリーズのモスラ ② (VSシリーズ~ミレニアムシリーズ)

ゴジラ作品は1975年『メカゴジラの逆襲』を最後に一旦幕を閉じ、昭和ゴジラシリーズは終わりを迎えますが、約10年後の1984年にゴジラシリーズは新たなスタートを切ります。
昭和末期~平成のゴジラシリーズには、1984年『ゴジラ』~1995年『ゴジラVSデストロイア』までの「VSシリーズ」と、1999年『ゴジラ2000 ミレニアム』~2004年『ゴジラ FINAL WARS』までの「ミレニアムシリーズ」があります。モスラは以下の作品に登場します。

VSシリーズ

  • ゴジラVSモスラ (1992年)

ミレニアムシリーズ

  • ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 (2001年)
  • ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS (2003年)
  • ゴジラ FINAL WARS (2004年)

ゴジラVSモスラ (1992年)

タイトルの通り、ゴジラとモスラの戦いを描いた作品です。

本作のゴジラは、1964年の『モスラ対ゴジラ』と同じく、再び悪役としてモスラの前に立ち塞がります。成虫モスラは、かつての作品では羽ばたきで起こる衝撃波や鱗粉(りんぷん)くらいしか攻撃手段がありませんでしたが、今作では頭の触覚からビームを発射できるようになり、怪獣らしさが増しています。

幼虫モスラが国会議事堂に繭(まゆ)を作って羽化するまでのシーンの芸術的な美しさは見事。
最後には、「黒いモスラ」ともいうべき怪獣バトラと力を合わせ、横浜のみなとみらいでゴジラと激突します。

怪獣総攻撃 (2001年) / 東京SOS (2003年) / FINAL WARS (2004年)

       

ゴジラのミレニアムシリーズでもモスラは健在。ゴジラを倒す地球の守護神という立場は揺るぎないものですが、『ゴジラ FINAL WARS』では、宇宙人に操られた怪獣たちと戦うゴジラをサポートする役割を担います。

       

平成モスラシリーズ

平成のゴジラ作品が骨休めをしている1996年から1999年の間(ゴジラ「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」の間)に、モスラを主役にした全3部作のシリーズ作品が作られました(通称「平成モスラシリーズ」)。

  • モスラ (1996年)
  • モスラ2 海底の大決戦 (1997年)
  • モスラ3 キングギドラ来襲 (1998年)

モスラ (1996年) / モスラ2 (1997年) / モスラ3 (1998年)

        

このシリーズでは、モスラは人類と地球を護るため、地球侵略にやってきた怪獣と戦います。ゴジラは出てきません。

作を重ねるごとに、水中を自在に泳げるアクアモスラや鋼のような体を持つ鎧(よろい)モスラなどに変身できるようになり、戦いの幅が広がっていきます。羽ばたきくらいしか攻撃手段のなかった初代モスラとはまるで別物ですね。




ラドンとは

ラドンは、プテラノドンを巨大化したような姿をした東宝映画の怪獣です。ゆっくりと飛ぶモスラに対し、ラドンは高速で飛行します。そのさいに衝撃波を発生させるため、ラドンが上空を通過した街はボロボロになってしまいます。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のPVにもその様子は映っていますね。

ラドンの主な武器は、飛ぶさいや羽ばたくときに発生する衝撃波や鋭いくちばしです。


ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ラドン

ラドンが初めて登場する作品

空の大怪獣 ラドン (1956年)

ラドンもモスラと同じように、もともとはゴジラシリーズ以外の怪獣映画の主役としてデビューした怪獣です。『空の大怪獣 ラドン』は、東宝怪獣映画初のカラー作品としても有名です。この作品にゴジラは出てきません。

阿蘇山から出現したラドンが戦闘機や人間相手に大暴れします。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のPVでも、火山山頂に陣取るラドンが確認できますが、本作へのオマージュなのでしょうか。

ゴジラシリーズのラドン

昭和ゴジラシリーズ
昭和のゴジラシリーズは、1954年の『ゴジラ』を皮切りに、1975年の『メカゴジラの逆襲』まで全15作品が作られました。ラドンは以下の作品に登場します。

  • 三大怪獣 地球最大の決戦 (1964年)
  • 怪獣大戦争 (1965年)
  • 怪獣総進撃 (1968年)

地球最大の決戦 (1964年) / 怪獣大戦争 (1965年) / 怪獣総進撃 (1968年)

        

もともと、ラドンはゴジラと敵対する存在でしたが、怪獣キングギドラという新たな敵の出現により、ゴジラやモスラと力を合わせてキングギドラに立ち向かう存在になります。ラドンは得意の飛行力を活かして、キングギドラとの空中戦で活躍します。また、幼虫モスラを背中に乗せて運んだり、キングギドラに岩を落として攻撃するなど器用な一面も。

ラドンを一言で表すなら、ゴジラを空からサポートする怪獣といったところです。

        

 

VSゴジラシリーズ・ミレニアムシリーズ

ゴジラ作品は1975年『メカゴジラの逆襲』を最後に一旦幕を閉じ、昭和ゴジラシリーズは終わりを迎えますが、約10年後の1984年にゴジラシリーズは新たなスタートを切ります。
昭和末期~平成ゴジラシリーズには、1984年『ゴジラ』~1995年『ゴジラVSデストロイア』までの「VSシリーズ」と、1999年『ゴジラ2000 ミレニアム』~2004年『ゴジラ FINAL WARS』までの「ミレニアムシリーズ」があります。ラドンは以下の作品に登場します。

VSシリーズ

  • ゴジラVSメカゴジラ (1993年)

ミレニアムシリーズ

  • ゴジラ FINAL WARS (2004年)

ゴジラVSメカゴジラ (1993年)

ゴジラと人間が作り上げたメカゴジラとの戦いを描いた作品です。

作品冒頭でラドンはゴジラと戦い、敗北してしまいますが、不思議な力でファイヤーラドンとして復活。ついにラドンにもビームを吐く能力が加わります。
本作のラドンは昭和シリーズと比べると、見せ場が豊富です。最後には、メカゴジラとの戦いで窮地に立たされたゴジラを救う重要な存在として一役買うことに。

ゴジラ FINAL WARS (2004年)

ミレニアムシリーズ最後の作品です。ゴジラシリーズに出てくる怪獣が総出演し、まさにフィナーレといった内容になっています。

ラドンは宇宙人に操られ、ゴジラと戦う怪獣として登場。他の怪獣と連携してゴジラに挑むも、完膚(かんぷ)なきまでにやられてしまいます。

こうして、ラドンは完全なやられ役へと落ちぶれてしまいましたが、『キング・オブ・モンスターズ』では汚名返上となるのでしょうか。




キングギドラとは

キングギドラは、ゴジラシリーズに登場する三つ首のドラゴンのような怪獣です。特徴的な大きな翼で空を飛ぶことも可能。キングギドラは地球侵略に来た悪役として描かれ、ゴジラは仲間たちと力を合わせ、キングギドラに立ち向かいます。

主な武器は3つの首それぞれの口から発射される黄色いビームや噛みつきです。


ムービーモンスターEXシリーズ キングギドラ

キングギドラが初めて登場する作品

三大怪獣 地球最大の決戦 (1964年)

地球侵略に来たキングギドラに、ゴジラ、モスラ、ラドンが力を合わせて立ち向かう作品。

キングギドラは数的不利な戦いを強いられるも、圧倒的なパワーでゴジラたちと互角の戦いを繰り広げます

以後の作品でもキングギドラは悪役としてゴジラの前に立ち塞がります。一転して、いままで悪役や人類の脅威として描かれていたゴジラは、地球を護る正義のヒーローとしての側面を見せ始め、昭和シリーズを追うごとにその傾向は強くなっていきます。

ゴジラシリーズのキングギドラ ① (昭和シリーズ)

昭和のゴジラシリーズは、1954年の『ゴジラ』を皮切りに、1975年の『メカゴジラの逆襲』まで全15作品が作られました。キングギドラは『三大怪獣 地球最大の決戦』以降は、以下の作品に登場します。

  • 怪獣大戦争 (1965年)
  • 怪獣総進撃 (1968年)
  • 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン (1972年)

怪獣大戦争 (1965年) / 怪獣総進撃 (1968年) / ゴジラ対ガイガン (1972年)

       

キングギドラは『三大怪獣 地球最大の決戦』以降、宇宙人に操られる怪獣として登場。しかし、相変わらず数的不利な戦いを強いられることがほとんどです。

怪獣総進撃』では、キングギドラ1体VSゴジラほか約10体という、悪役とはいえ同情してしまいそうな展開に。逆に言うと、キングギドラがそれだけ強い怪獣ということでしょう。

ゴジラ対ガイガン』では、同じく悪役怪獣であるガイガンとコンビを組んでゴジラと戦います。いかにも悪役らしいデザインのガイガンと並ぶことで、キングギドラの悪役感が一層増しています。

       

ゴジラシリーズのキングギドラ ② (VSシリーズ~ミレニアムシリーズ)

ゴジラ作品は1975年『メカゴジラの逆襲』を最後に一旦幕を閉じ、昭和ゴジラシリーズは終わりを迎えますが、約10年後の1984年にゴジラシリーズは新たなスタートを切ります。
昭和末期~平成のゴジラシリーズには、1984年『ゴジラ』~1995年『ゴジラVSデストロイア』までの「VSシリーズ」と、1999年『ゴジラ2000 ミレニアム』~2004年『ゴジラ FINAL WARS』までの「ミレニアムシリーズ」があります。キングギドラは以下の作品に登場します。

VSシリーズ

  • ゴジラVSキングギドラ (1991年)

ミレニアムシリーズ

  • ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 (2001年)

ゴジラVSキングギドラ (1991年)

ゴジラと未来人が生み出したキングギドラとの死闘を描いた作品です。

昭和ゴジラシリーズでは宇宙人に操られてしまうことが多かったキングギドラですが、今度は未来人に操られる羽目に。
ゴジラに一度は敗れるキングギドラでしたが、未来人の改造により、メカキングギドラとして再びゴジラの前に現れます。ゴジラとキングギドラは、まさに因縁の対決にふさわしい戦いを展開します。

超高層ビルの立ち並ぶ新宿を完全再現した壮大なジオラマの中でのラストの一騎討ちは、一見の価値ありです。

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 (2001年)

いままで悪役一辺倒だったキングギドラが守護神として描かれている珍しい作品。

キングギドラは天を護る神「ギドラ(魏怒羅)」として登場し、ゴジラと戦うため、長年の眠りから目を覚まします。キングギドラとしては小柄で、最初はゴジラにも歯が立ちませんが、のちに千年竜王キングギドラとして覚醒し、再びゴジラと対決します。

平成モスラシリーズのキングギドラ

平成のゴジラ作品が骨休めをしている1996年から1999年の間(ゴジラ「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」の間)に、モスラを主役にした全3部作のシリーズ作品が作られました(通称「平成モスラシリーズ」)。

  • モスラ (1996年)
  • モスラ2 海底の大決戦 (1997年)
  • モスラ3 キングギドラ来襲 (1998年)

いずれの作品も、モスラが地球や人類を護るため、地球侵略に来る怪獣と戦うストーリーです。キングギドラは3作目の『モスラ3 キングギドラ来襲』に登場します。

モスラ3 キングギドラ来襲 (1998年)

モスラ3』は平成モスラシリーズの3作目にして最終作です。平成モスラシリーズでは、1作目にもデスギドラというキングギドラの亜種のような怪獣が登場しますが、最終作にして、モスラはついに悪い怪獣の親玉ともいえるキングギドラと対決します。本作にゴジラは出てきません。

1・2作目で着々とパワーアップしていたモスラでしたが、それでも強力なパワーを持つキングギドラには太刀打ちできません。そこでモスラは、過去にタイムスリップして幼いキングギドラを倒すというとんでもない作戦に出ます。

   

まとめ

  • モスラ(が)の怪獣。地球の守護神として、ゴジラや地球侵略をもくろむ怪獣と戦う。武器は羽ばたきによる衝撃波や鱗粉(りんぷん)、触覚から出すビームなど。
  • ラドンプテラノドンの怪獣。高速で空を飛び、ゴジラを空からサポートすることが多い。武器は飛行時に出す衝撃波や鋭いくちばしなど。
  • キングギドラ三つ首のドラゴン怪獣。悪役としてゴジラの敵になることが多い。武器は口から発射するビーム、かみつきなど。

以上、モスラ・ラドン・キングギドラに限定し、登場する作品をまとめてみました(アニメーション作品などを含めると、登場する作品数はさらに多くなります)。

これらの怪獣が『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』でいかにして描かれるのか、そしてどのようなオマージュがあるのか、いまから楽しみです。