2022年2月に放送された『マツコの知らない世界 北海道冬野菜の世界』では、俳優の森崎博之さんが様々な野菜を紹介してくれました。
函館市亀田地区の「雪の下大根(ゆきのしただいこん)」も登場。マツコさんがスタジオで生のものと、煮込んでおでんにしたものを食べていました。
マツコも食べた雪の下大根の味や特徴
「雪の下大根」は、2003年にブランド化された、北海道の函館市亀田地区で栽培されている大根です。秋に収穫した大根に土を被せ、真冬に掘り出します。
土の中で越冬することで甘みが増し、水分も保たれるのでシャキシャキ食感の味わいを楽しめます。普通の大根の糖度が5程度なのに対し、「雪の下大根」の糖度は7以上。
函館は積雪量が比較的少なく、掘り出しが容易なことや、気温が下がりすぎて凍ってしまうことがないといった点も、「雪の下大根」を育てる上で重要なポイントのようです。
基本的に、収穫は10月下旬から11月上旬で、出荷期間は12月上旬から3月中旬までとなっています。
(参考:JA函館市亀田 雪の下大根、おいしい函館)
「雪の下大根」は、『マツコの知らない世界 北海道冬野菜の世界』でも紹介。
一般的に、大根は下側が辛く、上側が甘いとされていますが、「雪の下大根」はすべてが甘いそうです。
重機で雪と土だけを掘り起こす匠の技により、年間約700トンという出荷量を実現しているのだとか。
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マツコさんは生の「雪の下大根」と煮ておでんにしたものを食べていました。
マツコのコメント
生食
- これ美味いわ。一瞬たくわんかと思った
- 食感が柔らかくてシャキシャキしてて、リンゴやナシっぽい
おでん
- 煮ても甘い。お出汁だけじゃない甘さがわかる
- (大根の下側も上側も)両方美味しい
放送内で紹介されたおすすめの料理は「雪の下大根のみぞれ鍋」。水を使わず、すり下ろした大根と白菜の水分だけで煮込むため、大根の甘みが最大限に楽しめ、豚肉の旨みとも合うといいます。
また、「雪の下大根」はすり下ろすとほとんどが水分となり、ダマが残りにくいため、スープとよく馴染み、滑らかな舌触りになるそうです。
放送では、「雪の下大根」と同じく、越冬後に収穫される「和寒(わっさむ)越冬キャベツ」も紹介されました。