「マツコの知らない世界 水族館の世界」が5月16日に放送されます。ゲストは水族館プロデューサーの中村元(なかむらはじめ)さん。
放送では、山形県にある「鶴岡市立 加茂水族館(かもすいぞくかん)」も紹介される予定です。
(加茂水族館 ツイートより)
クラゲ飼育数世界一を誇る水族館で、館内にはクラゲの研究所もあります。
※この記事では、番組の告知から放送される情報を予測してまとめています。紹介された水族館は番組HPで確認できます。
加茂水族館はマツコの知らない世界でも紹介
「加茂水族館」は1960年に開館。一時は客足が減り、閉館の危機もあったそうですが、現館長の奥泉さんが見つけて飼育したサカサクラゲを展示したところ好評となり、クラゲ展示への取り組みを開始したそうです。
2003年にはクラゲ20種を展示し、アメリカのモントレーベイ水族館を抜き、世界一に。2012年には30種を展示し、ギネスにも認定されました。
いまでも、60種以上のクラゲを展示しているクラゲ飼育数世界一の水族館として知られています。
年間50万人ほどが来館するそうですが、コロナ禍では来館者が減少。2021年にクラゲの餌代をクラウドファンディングで募ったところ、目標額に設定した500万円が2週間余りで集まり、最終的には950万円ほどが集まりました。ちなみに、クラゲの餌代には年間400万円以上かかるのだそうです。
目玉の展示は、直径5メートルの水槽「クラゲドリームシアター」。約1万匹のミズクラゲが浮遊する幻想的な光景を楽しむことができます。ミズクラゲを大量に繁殖させることは現在の技術でも難しいそう。
ちなみに、ミズクラゲは奥泉館長が一番好きなクラゲなのだとか。「クラゲはミズクラゲに始まって、ミズクラゲに終わると思っています」とのこと。
館内にはレストランもあり、クラゲの粒を練り込んだ特製麺を使用したクラゲラーメンが名物。売店やショップでもクラゲアイスやクラゲ入りまんじゅう・羊かんなどを販売しています。
(参考:加茂水族館 公式サイト、CAMPFIRE「【鶴岡市立加茂水族館】美しいクラゲたちをえさ代で救いたい」、朝日新聞DIGITAL「こんなに愛されているんだ #コロナを生きる言葉集」、情熱大陸)