5月16日に「マツコの知らない世界 水族館の世界」が放送されます。ゲストは水族館プロデューサーの中村元(なかむらはじめ)さん。
放送では、北海道にある「北の大地の水族館」も紹介される予定です。
(北の大地の水族館 ツイートより)
中村さんが水槽開発などに携わった水族館のひとつで、冬になると水面が凍ってしまう世界初の水槽があるのが特徴です。
※この記事では、番組の告知から放送される情報を予測してまとめています。紹介された水族館は番組HPで確認できます。
北の大地の水族館はマツコの知らない世界でも紹介
「おんねゆ温泉 北の大地の水族館 山の水族館」(通称「北の大地の水族館」)は、道の駅「おんねゆ温泉」内にあります。
水族館プロデューサーの中村元さんが展示水槽の開発や設計アドバイス、建築監修などのプロデュースなどを手掛け、2012年にリニューアルオープン。
20分~30分ほどで見て回れるような小さな水族館ですが、日本初や世界初の水槽があることで知られています。
「滝つぼ水槽」は頭上から大量に流れ落ちる滝を下から見上げることができる日本初の水槽で、ヤマメやオショロコマなどが飼育されているそう。
「四季の水槽」は寒い冬の時期には水面が凍ってしまうため、水面下で寒さに耐える魚たちを観察できる世界初の水槽です。
北海道の一部でしか生息が確認されていない幻の淡水魚であるイトウを20匹飼育しており、これは日本で最も多い飼育数なのだとか。イトウの稚魚は来場者の声から生まれた展示のひとつで、見られる水族館はほとんどないそうです。
イトウの食事シーンが見られる「いただきますライブ」を実施していることもあります。
また、館内には「館長が出てくるボタン」というものがあり、SNS上で話題になったことも。館長の山内さんがお客さんとコミュニケーションをとる機会を作りたいと、2020年に設置。月に10回程度は押されるのだとか。
山内さんいわく、「スタッフも展示物のひとつだと思っているので、スタッフとのコミュニケーションによって水族館の体験価値が少しでも上がればいいなと考えています」とのこと。
(参考:HOKKAIDO LIKERS「水槽が凍る!? 変わった展示が話題を呼ぶ『山のなかにある水族館』(北見市留辺蘂町)」、ORICON NEWS「“超ビンボー水族館”に設置された『館長が出てくるボタン』、予算なくても新たな体験つくる館長の工夫『スタッフも展示のひとつ』」)
営業時間や料金は公式サイトで確認できます。
北の大地の水族館(きたのだいちのすいぞくかん)