9月5日に「マツコの知らない世界 ガチャの世界」が放送されます。ゲストのひとりは「日本ガチャガチャ協会」会長の小野尾勝彦(おのおかつひこ)さん。
ガチャ(カプセルトイ)の会社に勤めていたこともあり、ガチャマシンなどをコレクションしているそうです。
小野尾さんの年齢や出身など
「日本ガチャガチャ協会」会長の小野尾勝彦さんは1965年生まれ(今年で58歳)。千葉県出身。
プラスチック原料の商社、カプセルトイの会社、大手玩具メーカーを経て、2019 年に独立し、「日本ガチャガチャ協会」を設立しました。
小野尾さんはガチャ(カプセルトイ)について、「子どもたちがお小遣いの範囲内で『何が出てくるか分からない』という楽しみを味わえるところ」や「100円玉3枚くらいの値段で『欲しいアイテムが手に入るかどうか』と一喜一憂できるところ」が魅力や面白さではないかと語っています。
小野尾さん自身も1970年代のカプセルトイや商品ディスプレイ、メーカーカタログなど、カプセルトイに関わるものを収集していているそう。マシン自体は15台ほど所有しているのだとか。
また、小野尾さんは戦禍に見舞われているウクライナの子どもたちを支援するため、ウクライナ支援ガチャを企画。中身は缶バッジやキーホルダーで、販売額は全て日本ユニセフ協会に寄付されているそうです。
2023年9月には「ガチャガチャの経済学」という本も出版されます。
2023年、ガチャブームは第4次に突入?
ちなみに、日本では1965年に初めて導入されたガチャガチャは、これまでに4回のブームが起きているそうです。
第1次はキン肉マン消しゴム(キンケシ)やガンダム関連の大ヒットによる1980年代。
第2次は玩具が精巧になり、大人にも広がりを見せ始めた90年代。
第3次は「コップのフチ子」が大ヒットした2012年。
そして、新型コロナによるガチャ需要の増加、外国人観光客のインバウンド効果などにより、2023年に第4次ブームが発生しているそうです。
小野尾さんは「過去にキンケシなどで遊んだ人が大人になり、抵抗感がある人は少ない。大人向けの商品がこれだけ進化しているのは世界でも日本だけの現象といえる」、「何が出るか分からないくじ的な要素。この仕組みは日本人に刷り込まれている」などと語り、ガチャブームの理由を分析しています。
(参考:NHK 読むらじる。「大人もハマるカプセルトイの世界!」、東京新聞「ガチャでウクライナの子に笑顔を 『日本ガチャガチャ協会』が船橋市内2カ所に設置 お金は全て寄付」、東京新聞「実は第4次『ガチャガチャ』ブーム 『世界でも日本だけ』の進化はなぜ起きたのか」、ruum「大人もハマる! カプセルトイの魅力」)
「マツコの知らない世界 ガチャの世界」の次回予告(Youtube)には、「タカラトミーアーツ」の「公衆電話ガチャコレクション」や「ケンエレファント」の「楽屋弁当ミニチュアコレクション」などが映っていました。
ちなみに、「ケンエレファント」のガチャ(カプセルトイ)は楽天市場やヤフーショッピングの公式ショップでも販売しています。
(ガチャポン(カプセルトイ版)と通販(ブラインドBOX版)では値段が異なる場合があります)