こたつマニア岩切さんが日美に入社したきっかけとは?【マツコの知らない世界】

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2021年12月7日に「マツコの知らない世界 こたつの世界」が放送されました。ゲストは岩切明日香(いわきりあすか)さん。

岩切さんは独学で1000種類のこたつを研究してきたというマニア。好きが高じて、こたつなどを製造する国産家具メーカー・日美(にちび)に就職し、商品開発などを担当しています。

岩切さんはこたつメーカー日美で商品開発などを担当

岩切さんが勤める株式会社 日美は、香川県高松市に本社を置く家具メーカーです。

岩切さんは日美ではプランニングや商品開発などに携わっており、たとえば、無垢材や素材感に拘ったこたつブランド「FolivorA(フォリヴォラ)」の企画デザインを担当しています。

「FolivorA」は、岩切さんの「無垢材オイル仕上げのモダンなこたつを作りたい、広めたい」という思いから作られ始めた商品です。

 

ちなみに、Folivoraはナマケモノの学名で、 “ゆるっとだらっと気兼ねなくくつろぎたいけれどスタイリッシュさは損ないたくないという想いと、 ナマケモノだけどそれを感じさせない響きがマッチする”と考え、名づけられたそうです。

(参考:Nichibi Woodworks(日美オフィシャルショップ)

 

ちなみに、香川県高松市はこたつの産地としても有名です。もともと座卓などの木工が盛んでしたが、時代の変化で座卓の需要が減ってきた影響から、こたつ作りにも参入することになったそうです。

こたつマニア岩切さんが日美に入社したきっかけとは?

もともと岩切さんは都内のインテリアショップで働いており、お店で扱っていた「木の質感を感じられて使い込むことで風合いが増し、シンプルかつスタイリッシュなデザインの無垢材の家具」にとても愛着を持っていたそうです。

また、冬はこたつ派で、ソファーでもゴロゴロできるかを考えていたそうですが、思うようなこたつは見つからず、特注でも作ってもらうことができなかったのだといいます。

そんな時に、当時は取引先だった日美と出会い、「作ってみましょう」声をかけられたことから、お店のオリジナル商品として、無垢材オイル仕上げのこたつを企画開発することに。

そうして出来上がったこたつは「冬のこたつ」だけではなくリビングテーブルとして年間売上No.1の商品になり、他のインテリアショップからも取り扱いたいと要望が出るほどの人気商品になったといいます。

そうした経験から、「モダンなインテリアとこたつの両方が好きな人はたくさんいる」と確信し、既存のこたつとインテリアで新しい組み合わせができないかと考え、日美に転職した、という経緯があるそうです。

(参考:warakuweb「こんなこたつが欲しかった!だらだライフをスマートに楽しめる、無垢材こたつが超カッコいい!」



室町時代からあるとされるこたつ。戦後に一般家庭に普及

こたつは室町時代からあったそうで、当時は炭に灰をかけた囲炉裏の上に台を置き、着物を被せて使っていたとのこと(諸説あり)。

江戸時代には囲炉裏を深く掘って布団をかけた「腰掛けごたつ」や火鉢と櫓(やぐら)を組み合わせた可動式タイプなどが登場。

明治時代には囲炉裏を床より下げて作り、床の上に櫓を組んで布団をかけた「掘りごたつ」が登場しました。

大正時代後期になると、炭火より安全な電気式のこたつが発売されましたが、当時はあまり普及しなかったようです。

1957年に東芝から「電気やぐらごたつ」が発売されると、大ブレイク。天板(てんばん)の裏に電気ヒーターがついているため、こたつの中で足を伸ばせて移動も楽という便利さがうけ、大ヒット商品となり、一般家庭に広く普及していったという歴史があります。

(参考:tenki.jp「「こたつ開きの日」にちなんで、こたつの起源と進化の歴史をご紹介」

 

ちなみに、日美の創業は1923(大正12)年ですが、こたつを手掛け始めたのは1989(平成元)年と比較的最近のこと。

創業当初は船舶の焼玉エンジンを製造する鉄工場で、そこから金属製装飾時計、テーブルなどの製造を経て、こたつも手掛けるようになったといいます。

(参考:GetNaviweb「実は450年前からあった!? こたつの発祥から、市場の傾向、モダン化した最新アイテムまでを辿る!!」

マツコの知らない世界で紹介されたこたつ(一部)

「マツコの知らない世界 こたつの世界」では、以下のようなこたつが紹介されました。

  • オカヤ「マリーナ」 約5〜6万円(小売店により異なる)
  • 讃和「チェリー」 約6〜7万円(小売店により異なる)
  • 春日工芸「F輪切り」 約4〜5万円(小売店により異なる)
  • 日美「YUL(ユール こたつ)」 20万2,400円
  • THANKO「こたんぽ」 9,800円
  • 「一人用こたつ ぬくもり庵」 約19,000円
    など

(値段は「マツコの知らない世界」および番組HP 放送アーカイブより)

 

とくにマツコさんが食いついたのが、インテリアショップ「Re:CENO」の昇降式ダイニングこたつ「Force2」。フットレバーを操作して天板の高さを調整できます。

天板裏についている輻射(ふくしゃ)式のヒーターにより、赤外線が当たった部分を暖めてくれるので、布団をかぶせなくても使用できます。

「Re:CENO」の楽天市場やヤフーショッピング(ジオシティーズ)の公式ショップでも取り扱っています。

幅105cmと120cmのタイプがあり、オプションで「USBポートシェルフ」をつけることもできます。

Re:CENO 楽天市場店:ダイニングテーブル 昇降式 ダイニングこたつ USBポートシェルフセット こたつ Force2 幅105

幅105cmタイプ(「USBポートシェルフ」あり)

参考価格:87,480円(送料無料)

 

Re:CENO 楽天市場店:ダイニングテーブル 昇降式 ダイニングこたつ USBポートシェルフセット こたつ Force2 幅120

幅120cmタイプ(「USBポートシェルフ」あり)

参考価格:92,480円(送料無料)

値段などは変更になる場合があります)

 

 

 

 

この記事の情報は2021年12月時点のものです。