【マツコの知らない世界】としまえんのエルドラドは世界最古級のメリーゴーラウンド。閉園後はどうなる?

8月4日に「マツコの知らない世界 としまえんの世界」が放送されます。としまえんにある日本初の施設や世界最古級の乗り物も紹介してくれるようです。


画像出典:TBS番組表

としまえんの「カルーセルエルドラド」は、100年以上の歴史を持つ世界最古級のメリーゴーラウンドとして有名です。「カルーセルエルドラド」の歴史を調べてみました。



としまえんのメリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」は世界最古級の機械遺産

としまえんは2020年8月31日に閉園することとなり、1926年から続く約100年の歴史に幕を閉じることになりました。

としまえんには流れるプールやインドアスキー場など、世界初・日本初の施設がたくさんあるのだといいます(一部は閉鎖)。

  • 1927年、ウォーターシュート開業(営業用として日本初)
  • 1958年、世界初のインドアスキー場を開設
  • 1965年、世界初の流れるプール設置
  • 1988年、ハイドロポリス(曲線型の大型ウォータースライダーとしては日本初)
    (参考:Wikipedia)

 

なかでも、メリーゴーラウンドの「カルーセルエルドラド」は100年以上の歴史を持ち、世界最古級の歴史的な遊具です(カルーセルはフランス語で回転木馬の意味)。2010年に「機械遺産」に認定されています。

「カルーセルエルドラド」は「遊園地業の王様」とも呼ばれたドイツの機械技師、ヒューゴー・ハッセによって作られました。製造された当時は「トロットワール・ルーラン(動く歩道)」と呼ばれていたといいます。

木造の馬やゴンドラ、馬車などはすべて手彫りされたもので、天井を彩る女神や天使などの精巧な美術工芸は、当時全盛だったアールヌーボー様式の豪華さを物語っています。

1911年、ヨーロッパで戦争の機運が高まっていたことを危惧したハッセは、「カルーセルエルドラド」をアメリカ・ニューヨークの遊園地に移すことを決め、この頃からスペイン語で黄金郷を意味する「エルドラド」と呼ばれるようになったそうです。

こうして、アメリカの遊園地に拠点を移した「カルーセルエルドラド」は、1964年に遊園地が閉園すると、解体されて倉庫に眠っていたといいます。

それを知ったとしまえんが「カルーセルエルドラド」を約1億円で購入し、1969年に日本にやってきました。解体されていた「カルーセルエルドラド」は、約2年の修復作業を経て製作当時の姿に復元され、1971年からとしまえんで使用されるようになったということです。

1985年頃にはニューヨークから返還してほしいとの申し出もあったそうですが、交渉を重ね、いまでも日本で回り続けているのだといいます。

(参考:としまえんM&A Online47net)

「カルーセルエルドラド」はとしまえんの閉園後どうなる?

ドイツ、アメリカ、日本と大陸を渡ってきた「カルーセルエルドラド」は、としまえんの閉園後はどうなってしまうのでしょうか。

閉園したとしまえんの跡地には、東京都が防災拠点の「練馬城址公園」を整備するほか、ハリー・ポッターのテーマパークが建設される予定となっていることから、「『カルーセルエルドラド』をテーマパークに残してほしい」など存続を願う声があがり続けているといいます。

練馬区議会も6月19日に「歴史的に貴重な機械遺産である『カルーセルエルドラド』を『練馬城址公園』に残すこと」などを小池都知事に求める意見書を可決したとのこと。

としまえんの担当者によると、「具体的にはまだ何も決まっていない。いつとは約束できないが、カルーセルエルドラドを再び楽しんでもらえるよう、あらゆる努力をしている」ということです。

(参考:47net)