GPSやカメラを内蔵したみまもり自販機とは?最新自販機はマツコの知らない世界でも特集され話題に

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自販機(じはんき)といえば飲料や食品を売るもの、というイメージが強いですが、いまでは化粧品やキャラクターグッズなど、様々なものが売られるようになりました。

TBSの情報バラエティー『マツコの知らない世界 自動販売機の世界』(2022年8月23日放送)でも最新の自販機が特集され、大きな注目を集めています。

最近では、自販機内にGPSやカメラを内蔵した、いわゆる「みまもり自販機」と呼ばれるものも登場しているそうです。



GPSやカメラを内蔵したみまもり自販機とは?

最近では、防犯などの目的からGPSやカメラを内蔵した自販機も開発されています。

たとえば、『キリンビバレッジ』は、商品サンプルに小型カメラを内蔵し、人の目線での映像取得を可能とした「みまもり自動販売機」を開発しています。

地域をみまもり、安全・安心に貢献することを目指し開発されたもので、飲料メーカーでは初の試みだそうです。

2018年に初めて東京都足立区に設置されて以降、徐々に数を増やし、埼玉県深谷市では「みまもり自販機」の画像提供が実際に犯人逮捕につながった事例も出ているとのこと。
(参考:キリン「『みまもり自動販売機』設置台数が30台到達!」タウンニュース「自販機で地域見守る」

 

沖縄県の企業が開発した「みまもり自販機(ミマモライド)」は、認知症によるいわゆる”道まよい”を自販機が発見し、保護者にLINEで知らせるというサービスです。

ビーコンタグを持った当事者が受信機付き自販機の近くを通ると、自販機がビーコンを検知し、その位置情報などがLINEで保護者に届きます。この情報を元に普段の生活での移動か、道迷いかを判断する、という仕組みだそうです。

道迷いと判断された場合は、支援用webページが自動生成されるといった捜索システムが始動します。
(参考:みまもる自販機 ミマモライド

 

兵庫県高砂市(たかさごし)などでは、自販機中央部分の丸ボタンを叩くとパトライトが点灯し、音と光で周辺の方に危険を知らせることが出来る”防犯型自販機”も設置されています。愛称は”みまもりくん”。
(参考:高砂市HP「防犯対応型自動販売機(愛称:みまもりくん)」

 

今後も、このような様々な機能を持った自販機が開発されることが予想されます。自販機はもはや物を買うだけの機械ではなくなりつつあるのかもしれません。

 

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