【コロナ】大阪府での唾液検査実施はいつから?鼻咽頭からの検体採取は続ける?【PCR検査】

厚生労働省は6月2日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査に関し、唾液を用いる方法を同日から承認すると発表しました。唾液検査は鼻の奥の粘液を採取する鼻咽頭(びいんとう)ぬぐい方式のPCR検査と比べ、比較的安全に検査を実施できるということです。

6月4日、大阪府の吉村知事は府での唾液検査の実施時期について述べていました。



大阪府でのコロナ唾液検査の実施時期について吉村知事が発言

厚生労働省は6月2日以降、発熱などの症状が出てから9日以内の患者に限り、唾液を使ったPCR検査を承認しています。

大阪府の吉村知事は6月4日の会見で「大阪でも唾液を使ったPCR検査を導入し、大幅に採用していきたい」と明言しました。

知事は「いままで検査が増えてこなかったボトルネック(制約)の要素はいくつかあるが、そのうちのひとつが検体採取者(医師など)の感染リスクである」と述べました。

PCR検査では、主に鼻の奥の粘液を綿棒で取る方式(鼻咽頭ぬぐい)が行われていますが、刺激によるくしゃみなどで飛沫が飛ぶ可能性があり、検体採取者の感染リスクが高いとされています。一方で、唾液による検査では被験者本人が唾液を容器に入れるため、検体採取者の感染リスクを低く抑えることができます。

知事は「感染リスクや検査コストの高さから、なかなか鼻咽頭ぬぐいでの検査が広がっていかなかった」とし、「唾液検査は検査能力を飛躍的に拡大させるツールとしては非常に重要だと思っている」ということです。

大阪府での唾液検査導入はいつからを予定?

吉村知事は大阪府での唾液検査の導入について、「唾液検査は検体(唾液)を受け取った後の処理などはほぼ鼻咽頭ぬぐいと同じで、新しい物が必要になるわけではないため、大阪でもただちに導入していきたい」と述べ、6月の上旬には導入していきたいという考えを示しました。

大阪府では現在PCR検査を1日に約300件実施している状況ですが、今後もできるだけ検査数を広げていきたいということです。

鼻の粘液を採取する方式(鼻咽頭ぬぐい)は今後も続ける?

吉村知事は唾液でのPCR検査の課題として、「発熱などの症状が出てから9日以内の患者に限るため、発症前の無症状感染者については検査できないことだ」と述べ、「今後検査の対象を濃厚接触者などにも広げていきたいと考えているが、症状がない場合も多いため、鼻咽頭ぬぐい方式もやり続けなくてはならないだろう」ということです。

今後は鼻咽頭ぬぐい方式と唾液検査を並行しつつ、検査外来センターでは保健所を通さない検査も実施しているため、こちらも増やしていきたいとしています。