11月7日に「マツコの知らない世界 ご当地観光列車の世界」が放送されました。ゲストは日本全国の鉄道路線を乗りつくした乗り鉄こと、杉山淳一さん。
放送では、今年運行が開始されたばかりの「スペーシアX」も紹介されました。
スペーシアXとは
「スペーシアX」は浅草~東部日光・鬼怒川温泉を結ぶ特急列車です。2023年7月より運行されており、スペーシアの新車両の導入は実に33年ぶりとなります。
外観は白を基調としており、日光東照宮の陽明門に使われている「胡粉(ごふん)」という塗料をイメージしているそうです。
また、六角形の側面窓は、栃木県鹿沼市の伝統工芸品「鹿沼組子」がモチーフになっており、照明は日光東照宮の東陽門にある柱の模様をイメージしているといいます。
(参考:スペーシアX 車両デザインについて)
スペーシアXの特別座席と料金
車両は6両編成で、とくに目を引くのが6号車にあるコックピットスイート。「スペーシアX」の特別座席及び料金は以下のようになっています。
コックピットスイート (1室定員7名) |
12,180円 | |
コンパートメント (1室定員4名) |
6,040円 | |
ボックスシート (1室定員2名) |
400円 | |
コックピットラウンジ | 1人用 | 200円 |
2人用 | 400円 | |
4人用 | 800円 | |
※4人用コックピットラウンジは2名から利用可能 |
特別座席の利用には、人数分の運賃とスタンダードシート特急料金も支払う必要があります。
特急券はインターネットや駅(一部を除く東武線各駅の券売機や窓口)などで購入できます。
(参考:スペーシアX 料金・購入方法 最新の情報とは異なる場合があります)
スペーシアXにはカフェカウンターもあり
1号車にはコックピットラウンジのほか、カフェカウンター「GOEN」があります。これには「五猿」と「ご縁」の2つの意味が込められているのだとか。
スペーシアX限定のビールや日光珈琲が開発したクラフトコーラ、おつまみやスイーツなどが販売されており、メニュー内容や値段は公式サイトでも確認できます。
ちなみに、カフェの利用はコックピットラウンジ(1号車)の乗客が優先され、2~6号車の乗客の利用は、当日にオンライン整理券を取得した人に限られるとのこと(おおむね10組程度)。
決済方法はクレジットカードと交通系ICのみで、現金は利用できません。
ちなみに、マツコさんはスタジオで「頂鱒(いただきます)のスモーク」、「頂鱒とさっきょうのリエット」、「酒粕(さけかす)のバターサンド」、「酒粕と米粉のクラッカービスケット」を実食していました。
(参考:スペーシア X 車内カフェのご案内 最新の情報とは異なる場合があります)